雪国に必須なアイテムのスノーワイパー(冬用ワイパー)

雪国に必須なアイテムのスノーワイパー(冬用ワイパー)

スノーワイパーとは?
スノーワイパーとは、主に降雪が多い雪国などで活用されている冬用ワイパーです。ワイパーブレードの部分がゴムで覆われていて、雪などが入り込まないようになっていて、凍結を防止しています。ラバー部分も厚めに作られていて、凍ったガラスを掻いてもゴムが傷みにくいのです。夏用のワイパーは、レバーが動くことにより、フロントガラスにフィットするようになっています。雪などでこのワイパーのレバー部分が凍ってしまうと、曲がりづらくなるため、掻き具合が悪くなります。さらに、普通のワイパーでフロントガラスに積もった雪を、強引に掻いてしまうと、雪の重さでワイパーモーターに負担がかかってしまい、焼き付けの原因になります。スノーワイパーに使われているラバーは、ゴムの凍結を防ぐために、普通のゴムよりも柔らかいゴムが使用されていて、氷点下でも性能が落ちないようになっています。氷点下を下回るような雪国の夜に、車を走らせていると、普通のワイパーでは、だんだんフロントガラスが凍りつき、対向車のライトが凍ったフロントガラスに反射して、余計に視界不良で走行が危険になります。ですが、スノーワイパーを使えば、ラバー部分に撥水加工がしてある上、きれいに拭き取ってくれるので、走行中にフロントガラスが凍ることはありません。


スノーワイパー交換方法は?
スノーワイパーは、ご自身の車に適合するものを選びましょう。普通のワイパーからスノーワイパーへの交換は、ディーラーやカー用品店などで交換してもらえますが、個人で交換することも可能です。ただし、ラバーのみではなくブレードごとの交換になります。交換方法は、まず、ガラスやボンネットなどを保護するために、タオルなどの柔らかい布を敷いてから作業を開始します。まず、ワイパープレードの取り外し方です。ワイパーアームを立て、ワイパーブレードが上側を向くように傾け、クリップのストッパーを指で押し込みます。カバー付きUクリップの場合は、マイナスドライバーなどでワイパーブレードのカバー部を持ち上げてください。ワイパーアームを持ち、ワイパーブレードを下の方向に動かしてから、外側へ外すように動かすと、取り外すことができます。取り外せたら、ワイパーアームをゆっくりと元にもどします。次に取り付け方です。ワイパーアームを立て、ワイパーゴムのストッパー穴が下側にくるように持ちます。ワイパーアームを持ったまま、ワイパーブレードのカバーを開きます。
アームのU字部分にワイパークリップ部を合わせ、引っ掛けます。U型フック部分を差し込み、ワイパーブレードを上へ引き上げるようにして動かします。その時に「カチッ」という音がしたかどうか、確認してください。最後にカバーとワイパーアームを戻して、動作チェックをすれば、交換完了です。


スノーワイパーはいくら?
スノーワイパーの値段は、長さによっても変わってきますが、1本3,000円前後します。お店で交換してもらうのであれば、品物の値段とは別に、工賃が2,000円前後が相場のようです。雪国に住んでいなくても、凍結するような寒い冬にスノーワイパーを使用することで、凍ってしまったフロントガラスやワイパーモーターの負担を減らすことができます。


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