イグニッションコイルは故障しやすい?その構造とは?費用は?
イグニッションコイルとは、ガソリンエンジンを使用する車に組み込まれた装置です。ガソリンと空気が混ざった気体を燃焼させ、火花を生み出します。日本では「点火コイル」と呼ばれ、車の電気供給装置として欠かせないものです。構造は巻数の少ない一次コイル、巻数の多い二次コイル、コアでできています。部品同士の絶縁を確保しなければならないため、エポキシ樹脂も使用されています。
ダイレクトイグニッションコイルとは、従来の点火装置に代わって開発されたものです。従来品よりも点火コイルとプラグ間の距離が短くなっており、電圧のムダを抑えられる特徴があります。また、正確なタイミングで点火できるというメリットも持っています。そのようなことから、2015年以降に発売されたガソリン車のほとんどが、ダイレクトイグニッションコイルを採用しました。けれども、ダイレクトイグニッションコイルは常に熱や振動にさらされるため、劣化しやすいのが特徴です。
エンジンが上手くかからない場合やアイドリングが回転しにくいといった症状は、イグニッションコイルが故障している可能性を示しています。それに加えてエンジンの警告灯が点灯したり、加速時にエンジンがかからないといった症状も注意が必要です。それだけでなく、イグニッションコイルの不具合はプラグの劣化によって引き起こされることもあり、車検や定期点検などでプラグの状態をこまめにチェックする利用者もいます。
また、多くのガソリンエンジン車は複数のイグニッションコイルを装着しています。イグニッションコイルの故障が1つだけだったという時、壊れた箇所のみを交換しがちです。しかし、酷使する条件はどのイグニッションコイルも変わりません。そのようなことから、近いうちに交換していないイグニッションコイルが故障する場合もあります。1つのイグニッションコイルが故障していた際は、全てのイグニッションコイルを交換した方がよいと言われています。
純正品のイグニッションコイルは1本7,000円程度となり、すべての本数を交換するとかなりの高額となってしまいます。
当店イグニッションコイルは社外品ではございますが、1本2,000~3,000円前後と純正品に比べ2分の1以下のコストで交換が可能です。
また品質面においては、過去納入本数5万本以上の実績があり、安心してご使用できるイグニッションコイルとなっております。
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